書籍・雑誌

2009年5月22日 (金)

小説「The Road」

ふと書店で手に取った。

帯にピューリッツアー賞受賞の傑作とあった

世界の終末の物語である

ただ、テーマはそういった静寂さ空しさより遥かに現実問題を突きつけている

SFでもなく ホラーでもなくテーマは善の意味である

無秩序となった世界で

善良な心を持ち続けることが正しいか否かだ

スピルバーグの「宇宙戦争」でも垣間見た問いかけがここでもされている

親切心 善良さ 思いやり こういったものは環境的に恵まれていてこそ成立するものだということ、無秩序となった世界でまず自分が生き残ることは善である

しかし思いやりはその妨げになる

普段日常で思ったりしなかったことだけによけいショッキングだった。

善とは曖昧なものだ

そして何が正しいのかといった真実はどこにもない

いいことをしたから天国にいけます

悪いことをしたら地獄に行きます

これってすごく恵まれた社会だけのルールなのだ…

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